今日の裏読み、表読み(2024/08/09)
経済指標としては、中国の7月生産者・消費者物価指数、仏6月準失業率、独7月消費者物価指数・改定値、ノルウェー7月消費者物価指数、スイス7月SECO消費者信頼感指数、トルコ6月鉱工業生産、メキシコ6月鉱工業生産、カナダ7月雇用統計などが発表される。
米国の重要指標の発表はなく、総じて影響は限られそう。中国の7月生産者・消費者物価指数は、サプライズ的に弱くなければ影響は限られる。独7月消費者物価指数やカナダ7月雇用統計で、一定の動きとなるが、特にカナダでは、弱い結果がリスクとなる。
その他週末もあって、ポジション調整の動きに注意だが、特に中東情勢を考えるとイランの報復攻撃に可能性が指摘されており、安易にポジションをリスクオンで持ち越すのは危険かもしれない。
戦略としては、ドル円は、反発が161.95でCapされて、下落が141.70まで拡大もこれを維持する形。ただ上値追いも厳しい。上値は147.54-90を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは148.17越えをストップ、超えても150.89、151.26、153.88、155.22、156.00-27、156.64、157.17、157.86、158.09、158.62や158.86越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、145.41-61を前に、下げ止まりでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、144.05や143.40をストップに買い直し。ただし、141.70割れと崩れ気味となるので注意だが、その場合も140.25や140円割れをストップに、買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1009まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.1009を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.1043、1.1140、1.1276をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0882の維持では売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0778、1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3045まで反発も、現状は上値を抑える形。上値は、1.2803-18を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.2841-88ゾーン、1.2938-43をストップに売り直し。更には1.3045、1.3143をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.2665が維持されると売りは利食い、買っても割れるなら止めて、1.2613-16、1.2446、1.2300割れをストップに買い直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、175.43が上値を抑えて、下落が154.42まで拡大も、これを維持する形。上値は、161.44が押さえると買いは利食い優先。売っても161.56を超えるなら止めて、162.89や163.43、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、158.94を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、157.70や157.30割れをストップに買い直し。また更には155.17、154.42、153.14、151.37、148.63割れをストップに、順次買い直しとなる。
ポンド円は、208.12で上値を押さえられて、下落が180.10まで拡大もどうにか維持する形。上値は、188.09を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売りは越えるなら止めて、189.11、190.52、193.27や193.99、195.62、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、184.38が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、182.81-183.06をストップに買い直し、更には180.10-60、178.74、178.00-33、176.29割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を109.38でCapされて、下落が90.14まで下値を拡大も、どうにか維持する形。上値は、97.09を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、97.46、98.75、100.02、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、94.72を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、94,09、93.43、91.36、90.14、89.17、87.88、86.64、86.07割れをストップに順次買い場探しとなる。
NZD円は、99.03まで上値を抑えられて、下値を83.08まで下値を拡大もどうにか維持する形。上値は、87.24が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、89.00-17が押さえると買いは利食い、売りは越えるなら止めて、89.96、90.86、91.53越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、87.11の維持では売りは利食いで、買いは86.70割れをストップ、割れても85.86、85.00-36、更には84.05、83.08、81.56、80.44、79.46割れをストップに買い直し。