今日の裏読み、表読み(2024/06/24)
本日の経済指標としては、NZ5月貿易収支、6月13-14日開催分の日銀金融政策決定会合における主な意見、トルコ5月設備稼働率と製造業信頼感指数、独6月ifo企業景況感指数、英5月CBI受注動向調査、米5月ダラス連銀・製造業業況指数などが発表される。
大きな指標はないが、6月13-14日開催分の日銀金融政策決定会合における主な意見などは、現状国債オペの減額が発表されるも、具体的な数字が示されておらず、影響は限られそうだが、総じてタカ派ムードが見えれば、円を支える可能性はあるが、あまり期待しない方が良さそうだ。また、独6月ifo企業景況感指数は、強弱次第だが、先週のPMIが弱く、弱い結果がリスクとなりそうだ。
要人発言の機会も多いが、ECB関係では、次の利下げに関する発言が焦点となるも、恐らく急がない姿勢が示されると見られ、こういった面がユーロ相場を支えるか注目したい。一方カナダではハト派発言、FRBではタカ派発言が続きそうだが、総じて影響は限られそう。
戦略としては、ドル円は、下値を154.55で維持して、159.84まで反発。ただ、上値追いは厳しく、上値は160.17や160.35が押さえるなら買いは利食い優先。売りは慎重さが必要だが、下げが甘ければ買い戻しながらの対応となる。下値は、158.67を前に、下げ渋りでは売りは利食い優先。買いは割れるなら止めて、157.92をストップに買い直し。また、更に割れても157.50-60を前に買い場探しも、これも割れるなら156.50、155.72、155.12、154.55、153.60割れを順次ストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0916まで反発後、1.0668まで再下落もこれを維持する形。下値は1.0668-71を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買っては割れるなら止めて、1.0624-49、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.0762を前に、上げ渋りでは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、ストップを1.0852越えとして、1.0800前後と売り直し。超えても1.0902-16、1.0943、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2861まで反発も、1.2621まで再調整。ただ、突っ込み売りは避けたい。下値は、1.2621が維持されると買いも、ストップは1.2580割れとして買い下がり。割れても1.2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、1.2740を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.2861、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して、170.89まで再反発。上値は170.89が押さえると買いは利食いだが、売りは171.56をストップに売り上がり。更に超えても172円をストップに売り直し。下値は、、168.97-32を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買いは、割れるなら止めて167.32-52をストップに買い直し。更に割れても167.32、166.74、165.64、164.02割れをストップに順次買い場探しとなる。
ポンド円は、202.05まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は、上げ渋りでは買いは利食いながら、売ってもストップは202.15越え。超えても203.15越えをストップに売り直しとなる。 下値は、200.35-44を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買いは、割れるなら止めて、198.93、198.40、197.21、195.05、194.49-75ゾーン割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を106.09まで拡大。ただ、上値を追いは厳しく、106.50や107円越えをストップに売り場を探したい。下値は、105.34-47が維持されると売りは利食いで、買いっても割れるなら止めて、104.50-00ゾーンの買い下がりで、このストップは104.81割れ。割れても104.03-35、103.54-60、102.62-98、101.83、101.59、100.46割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、97.73まで上値を拡大も、上値追いは不透明。上値は、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは98.00や98.50越えをストップに売り上がる形。下値は、97.09-24ゾーンを前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、96.67-79をストップの買い直し。割れても96.10-30、95.55-76、95.08-27、94.15-16割れをストップに順次押し目買いとなる。