今日の裏読み、表読み(2024/05/24)

昨晩も総じて揉み合い気味の展開。本日も同様の展開が想定されるが、週末もあって、ポジション調整の動きも注意しておきたい。
 経済指標としては、NZ4月貿易収支、英5月GFK消費者信頼感調査、日4月全国消費者物価指数、独第1四半期GDP・改定値、英4月小売売上高、スイス4月非農業部門雇用者数、仏5月企業・製造業景況感指数、加3月小売売上高、米4月耐久財受注、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値などが公表される。
 注目としては、日本の4月全国消費者物価指数は、弱めが想定されるが影響は少ない。英4月小売売上高や加3月小売売上高は、強弱k次第も大きな動きにはつながらない見通し。また米5月ミシガン大学消費者信頼感指数は、確報値であり影響は限られるが、インフレ見通しなどが前回より引き上げられるかが大きな焦点。その場合はドル相場の下支え要因となりそうだ。
 本日も、G7財務相・中央銀行総裁会議など要人発言に注意となるが、昨晩もイエレン財務長官が、日本の為替介入に警戒感を示しており、声明に介入に関する記述が出る可能性は低いと見られるが、一応注意しておきたい。

戦略としては、ドル円は、156.78から153.60まで調整を維持して、157.20まで上値を拡大。上値は、ストップを157.50越えとして売り上がるか、158円越えをストップに、値幅を取って売り上がり。更に超えても159.58や160.17をストップに、再度売り直しとなる。下値は、156.53を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは割れるなら止めるか、155.85割れをストップに慎重に買い下がりとなる。割れるケースからは、なら155.25、153.60、152.80、151.86、151.58、150.80、150.26、149.94を順次ストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0895まで再反発も、現状は上値を抑える形。上値は、1.0861-75、1.0885-95を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0943、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0800前後の維持では売りは利食い、買いは1.0760割れをストップ、割れるケースからは1.0724、1.0674、1.0624-49、1.0600割れをストップに買い直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2762まで反発も更なる展開とならず、上値は1.2747-62が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても1.2803-23、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。下値は、1.26ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても1.2643-46をストップ、更に割れてもストップは1.2580、1,2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して、170.32まで再反発。ただ、上値追いは出来ず、上値は170.32を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めて171.00や171.56をストップに売り直し。下値は、169円を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは、168.82割れをストップ、割れても167.32、166.74、165.64、164.02割れをストップに買い場探しとなる。 
ポンド円は、199.91まで上値拡大も、上値追いも厳しい。これが押さえるなら買いは利食いや売り狙い。超えても200.55越えをストップに売り直し場を探したい。下値は、199円前後が維持されると売りは利食いとなるが、買いはできれば、ストップを197.38割れとして、198円方向まで買い下がり。割れても197円から196円方向と、慎重に値幅を取って買い下がって、ストップは深めの195.05割れ。割れても194.49-75ゾーン、193.84-05、193円割れ、191.37、190.83-10、190.00-30割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を104.95まで上値を拡大後、100.46で下値を支えて、104.57まで再反発も現状はこれが上値を抑える形。上値は104.45-57を前に上げ渋りでは利食いで、売っても超えるなら止めて、104.95をストップに売り直しとなる。下値は、103.49や103.00が維持されると売りは利食いで、買ってもストップは102.81割れ。割れるケースからは、101.83、101.59、100.46、99.75-94割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、96.13まで上値拡大も、上値追いも厳しい。上値は、96.13を前に上げ渋りでは、買いは利食いやこれをストップに売場探し。超えても96.50や97.00をストップに売り直し。下値は、95.08-25を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるならやめて、再度94.15-16や93.70割れをストップに買い直し。更には93.15-49ゾーン、92.47、91.19や90.82をストップに押し目買いとなる。