今日の裏読み、表読み(2024/05/20)

今週は比較的米経済指標に大きな材料のない中、欧米の5月製造業とサービス業PMIの強弱、G7を始めとして金融会議のイベントが多く、要人発言で相場が一定の動きを示すか注目されるが、総じて影響は限られそう。また先週強まったドル売りが継続するかも大きな焦点となる。
 本日金融政策としては、中国人民銀行が、貸出基礎金利を公表する。据え置きなら影響は限られそう。
 経済指標としては、英4月ライトブーム住宅価格、日3月第三次産業活動指数、メキシコ4月小売売上高が公表されるが、大きな材料に薄く、相場が反応することはなさそう。
 その他先週高値を更新したNY株価の上昇が続くのか、低下傾向を示している米長期金利が、リスクオンの動きを継続させるのか注視して対応したい。

 戦略としては、ドル円は、160.17の高値から151.86まで調整もこれを維持して156.78まで反発も、現状は上値を抑える形。上値は、156円や156.78を前に、上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めても、158円越えをストップに売り直し。更に超えても159.58や160.17をストップに、再度売り直しとなる。下値は、155.25を前に下げ渋りでは利食いも、割れるなら153.60を前に利食い優先から買い狙い。買っても割れるなら止めて、152.80、151.86、151.58、150.80、150.26、149.94を順次ストップに買い場探し。
 ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0895まで再反発も、上値追いは避けたい。上値は、1.0895や1.0943を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0836や1.0800前後の維持では、売りは利食いで、買いは1.0760割れをストップに買い下がり。割れるケースからは1.0724、1.0674、1.0624-49、1.0600割れをストップに買い直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2712まで反発も上値追いは避けたい。上値は1.2712が押さえると売り狙い。超えても1.2803-23、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。下値は、1.2643-46や1.26を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買ってもこのストップは1.2580割れ。割れても1,2503、1.2423-46、1.2300-32、1.2265、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して、169.40まで反発も上値追いは避けたい。上値は、169.40が押さえると売っても、超えるなら止めて171.00や171.56をストップに売り直し。下値は、168円を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは、167.32をストップに買い下がり。割れても166.74、165.64、164.02割れをストップに買い場探しとなる。 
 ポンド円は、197.87まで上値拡大も、。上値追いも厳しい。反発では慎重に売り場探しとなるが、ストップは198円や198.50越え、超えても199.85や200.55をストップに、順次売り直し場を探したい。下値は、197円や196円が維持されると売りは利食いで、買いは慎重に買い下がって、ストップは195.05割れ。割れても194.49-75ゾーン、193.84-05、193円割れ、191.37、190.83-10、190.00-30割れをストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を104.95まで上値を拡大後、100.46で下値を支えて、104.31まで反発。上値は104.31が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、104.95をストップに売り直しとなる。下値は、103.50や103.00が維持されると売りは利食いで、買ってもストップは102.81割れ。割れるケースからは、101.83、101.59、100.46、99.75-94割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、95.58まで上値拡大も、上値追いも厳しい。上値は、95.58が押さえるか見て対応となるが、売りは96円をストップに慎重に検討したい。下値は、94.50-00ゾーンが維持されると売りは利食いで、買いは94.15-16や93.70割れをストップに買い下がり。割れても93.15-49ゾーン、92.47、91.19や90.82をストップに押し目買いとなる。