今日の裏読み、表読み(2024/05/13)

今週は米国の物価指標が大きな焦点となる。結果は不透明だが、総じて弱い結果は想定されていない。予想比での対応となるが、FRBの利上げ時期に対する思惑次第となりそうだ。
 経済指標としては、NZ4月食品価格指数とNZ中銀の第2四半期インフレ予想公表、日4月マネーストックM2、豪4月NAB企業景況感・企業信頼感指数、スイス4月SECO消費者信頼感指数、トルコ3月経常収支、加3月住宅建設許可件数、NY連銀・4月インフレ期待公表などが予定されている。
 大きな指標はないが、今週の米物価指数の発表を控えて、NY連銀の4月インフレ期待の結果で一定の動きがありそうだ。
 その他今週も要人発言の機会が多いが、直近FRB要人のタカ派発言が続いているが、既に一定の織り込みに留まりそうだ。

 戦略としては、ドル円は、160.17の高値から151.86まで調整もこれを維持して反発が続いている。ただ、上値追いも厳しく、上値は、直近半値となる156円が押さえると弱く、慎重に売り上がりを検討したい。ストップ156.08越え。超えても158円越えをストップに売り直し、超えるなら止めて、159.58や160.17をストップに、再度売り直しとなる。下値は、155.27や155円前後の維持では、売りは利食いで、買いは154.55-69をストップに買い下がり。割れるなら153.40前後まで買い下がっても、割れるなら止めて153円まで買い直し。このストップは152.80割れ。割れても151.86をストップに、段階的に買い下がりとなる。また割れても151.58、150.80、150.26、149.94を順次ストップに買い場探し。
 ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0813まで再反発も、更なる展開となっていない。下値は、1.0724を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるならやめて、1.0700前後まで買い下がって、ストップは1.0674割れ。割れても1.0624-49を前に、下げ止まりでは売りは利食いで、この買いのストップは1.0600割れ。割れても1.0563や1.0448をストップに買い場探しとなる。上値は、1.0791や1.0813を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売っても超えるなら止めて、1.0885、1.0943-81、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2636まで反発も、上値を抑える形。下値は、1.2423-46の維持では、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.2300-32、1.2265、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、1.2565を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りもこれをストップ、超えても1.2595や1.2636を前に、上げ渋りでは利食いや売り。超えるケースからは、1.2710、1.2803-23、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して反発的。ただ、上値追いも厳しく、上値は、168.67を前に上げ渋りでは、買いは利食いで。売りもこれをストップ。超えても171.00や171.56をストップに売り直しとなる。下値は、166.74を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、割れるなら止めて、165.64をストップに、段階を置いて買い下がり。割れても165円前後から買い下がって、このストップは164.02割れ。 更には163.02、162.28、160.88-06、160.22や158.90割れをストップに順次買い直しとなる
 ポンド円は、上値を200.55で抑えられて、191.37まで下落もこれを維持する形。上値は、195.75を前に上げ渋りでは、買いは利食いで、売りはこれをストップ、超えても197.43、199.85や200.55をストップに、売り直し場を探したい。下値は、193.84-05を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、193円割れをストップに買い下がり。更に割れても191.37、190.83-10、190.00-30、188.58をストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を104.95まで上値を拡大後、100.46で下値を支えて、103.11まで再反発。ただ、上値追いは厳しく、早期は103.11-19を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売りもこれをストップ。超えても104.94をストップに売り直しとなる。下値は、101.83を前に下げ渋りでは、売りが利食いで、買ってもストップは101.59割れ。割れるなら止めて、再度100.46、99.75-94、99.37-42、97.78割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、95.40を高値に91.19まで下落後93.92まで再反発も、上値追いは避けたい。上値は、93.92をストップに売場探し。超えても95.16や95.40をストップに売り直しとなる。下値は、93.15を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、再度92.47、91.19や90.82をストップに押し目買いとなる。