今週はパウエルFRB議長の議会証言、ECB理事会、米雇用統計や政治でも、バイデン大統領の一般教書演説やスーパー・チューズデーと材料が目白押しです。荒れた展開も想定されることで注意して対応したい。
本日の経済指標としては、日本の10-12月期四半期法人企業統計調査、豪1月住宅建設許可件数、トルコ2月消費者物価指数、 スイス2月消費者物価指数などが発表される。
大きな注目はないが、トルコやスイスのCPIの結果次第で相場が一定の動きを示す可能性は留意しておきたい。
その他、今週のイベントを控えて、様子見ムードも残りそうだ。
戦略としては、ドル円は、150.89まで反発後も高値保合。上値は150.85-89をストップに、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えても151.50や151.95越えをストップに売場を探したい。下値は昨149.95を前に、下げ止まりでは売りは買い戻しも、割れるなら149.21をストップに買い場探し。割れるなら止めて、148.93割れをストップとして買い直し。更には割れても148円ミドルから買い下がって、このストップは147.93割れまたは、147.63割れ。更に割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。
ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0695まで広げる形もこれが維持される形。上値は、1.0866-98が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。下値は、1.0790-97が維持されると売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、ストップを1.0762、1.0732割れとして買い直し。更に割れても1.0695、1.0656、1.0613、1.0448割れをストップに順次慎重に買い場探しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。上値は、1.2700-10が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えて、順張りも検討されるが、1.2773-86では利食いで、売りはこの位置や1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2579-97を前に下げ渋りでの利食いや買い下がり。割れるなら止めて1.2518-36をストップに買い直し。更に割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 163.72まで上値を拡大も、現状はこれが上値を抑える形。上値は163.41や163.72が押さえると買いは利食いで、これをストップに売り狙い。超えても164.30をストップに売場探し。下値は、161.48-68を前に下げ止まりでは、売りは利食いで買いは割れるなら止めて、160.91、160.38をストップ、更には160.00前後から159円ミドル方向と買い下がって、ストップは158.90割れとなる。
ポンド円は、191.33まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は190.94-00、191.33が押さえると買いは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても191.50や192円越えをストップに売場探し。下値は、188.73-05を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、187.86-90割れをストップに買い直しとなる。
豪ドル円は、上値を99.06まで拡大も、更なる展開とならず、上値は98.56-63を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えても99.06、99.50や100円越えをストップ、更には101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、97.07-31を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、96.40-80ゾーンまで買い下がって、ストップは96.20割れ。割れても95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して93.46でまで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、92.95-15を前に上げ渋りでは買いは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても93.36、94.03をストップに売り直しとなる。下値は、91.05や91円を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて90円ミドルから90円まで買い下がって、このストップは89.77割れとなる。