昨晩は、堅調な株価にもドル自体は揉み合い気味の展開が続いた。
本日は東京市場が休場で、アジア時間は動意に薄い展開となるが、海外では週末を控えて、ポジション調整の動きが焦点となりそうだ。
経済指標としては、英2月GFK消費者信頼感調査、中1月住宅価格指数、独第4四半期GDP・改定値、ECBの1月消費者インフレ期待、スイス1月非農業部門雇用者数、2月ifo企業景況感指数、加1月財政収支などが発表される。
注目としては、ユーロ圏の諸指標で、特に2月ifo企業景況感指数の強弱が焦点となるが、昨日のユーロ圏の指標が良好な結果を示しており、強い結果が見えるとユーロ相場を支えそうだ。
また、要人発言の機会も多いが、総じて早期の利下げに否定的な意見が出易いが、これも一定の織り込みの範囲に留まりそうだ。
戦略としては、ドル円は、150.89まで反発も現状は上値を抑える展開。上値は、150.69押さえると弱く、買いは利食いや売り狙い。150.89を超えても151.50や151.95越えをストップに、慎重に売り場探し。下値は、149.48-02が維持されると売りは利食いで、買いは149.48を割れるなら止めて、ストップを148.93割れとして、再度買い直し。割れても148円ミドルから買い下がって、このストップは147.93割れまたは、147.63割れ。更に割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。
ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0695まで広げる形もこれが維持される形。上値は、1.0889-98が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。下値は、1.0790-03が維持されると売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、ストップを1.0762、1.0732割れとして買い直し。更に割れても1.0695、1.0656、1.0613、1.0448割れをストップに順次慎重に買い場探しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。上値は、1.2710が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えて1.2773-86、1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2579-11が維持されると、売りは利食いで買っても、割れるなら止めて1.2518-36をストップに買い場探し。更に割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 163.46まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は、163.46が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても163.72、164.30をストップに順次売場探し。下値は、162.65が維持されると売りは利食いで買いも割れるなら止めて、161.95、161.48をストップとして買い直し、割れても160.91、160.38をストップ、更には160.00前後から159円ミドル方向と買い下がって、ストップは158.90割れとなる。
ポンド円は、190.85まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は、190.85が押さえると、買いは利食いや売り狙い。超えても191円や192円越えをストップに売場探し。下値は、189.86が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、188.73-91をストップ、割れるケースでは188円ミドル、188円と買い下がって、ストップは187.86-90割れ。割れても187.35-74ゾーン、187円と買い下がって、ストップは186.85割れとなる。
豪ドル円は、上値を99.03まで拡大も、上値追いは厳しい。上値は99.03が押さえるとか買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めても、100円越えをストップ、更には101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、98.00-46が維持されると売りは利食いで、買いは97.84-90割れをストップ、割れても97.07-32割れをストップに買い直し。更には96.40-80ゾーンと買い下がって、ストップは96.20割れ。割れても95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して93.97でまで上値を拡大。上値は、93.97-03を前に上げ渋りでは買いは利食いや、これをストップに売り狙い。下値は、93円が維持されると売りは利食いで、買いは92.15-35をストップ、91.84-98、91.40-45と買い下がって、91.26や91円割れをストップ、割れても90円ミドルから90円まで買い下がって、このストップは89.77割れとなる。