今日の裏読み、表読み(2024/02/15)

昨晩は揉み合い気味の展開。ただ、本日も米経済指標の発表が控えており、強弱感で一定の動きが出るか注目した。
 経済指標としては、日本の10-12月期四半期実質GDP・1次速報値と12月鉱工業生産・設備稼働率、豪1月雇用統計、英12月月次・第4四半期GDPの速報値、12月鉱工業・製造業建設部門生産、第4四半期企業投資・速報値 12月貿易収支、スイス1月生産者輸入価格と消費者信頼感指数、ユーロ圏12月貿易収支、加1月住宅着工件数と12月製造業出荷、米国では、2月NY連銀製造業景気指数、1月小売売上高、1月輸入・輸出物価指数、週間新規失業保険申請件数、2月フィラデルフィア連銀業況指数、1月鉱工業生産・設備稼働率、12月企業在庫と2月NAHB住宅市場指数などが発表される。
 注目としては、日本GDPは、強弱が見えても影響はなさそう。豪1月雇用統計と英GDPは、結果次第で一定の動きが出そう。一方米国では、2月NY連銀製造業景気指数、1月小売売上高や週間新規失業保険申請件数の結果次第で、ドルに一定の動きが出る可能性は、留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、150.89まで反発。引き続き上値追いは避けたい。上値は、150.75-89が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても151円や151.50越えをストップに、慎重に売り場探し。下値は、150.30-35や150円の維持では、売りは利食いも、割れるなら149.58-70ゾーンから買い下がりで、このストップは148.93割れ。割れても148円ミドルから買い直しで、このストップは147.93割れまたは、147.63割れ。更に割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。
 ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0695まで広げる形。ただ、突っ込み売りは出来ず、1.0656をストップに買い場探し。割れても1.0613や1.0448割れをバックに、順次慎重に買い場探し。上値は、1.0735、超えても1.0760前後が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても1.0806-18越えをストップに売り直しも超えるなら止めて、1.0898をストップ、更に超えても1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。下値は、1.2518-36を前に下げ渋りでは利食いで、買いもこれをストップに。割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。上値は、1.2611が押さえると買いは利食いや売り狙いも、超えるなら止めて、1.2686をストップに売り狙い。超えても1.2773-86、1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、 161.86で上値が押さえられて、下落が158.08まで拡大もこれを維持して、161.63まで再反発。上値は、161.63または、161.72-86越えをストップに売場探し。超えても162.25越えをストップに売直しとなる。下値は、160.75-96が維持されると売りが利食いで、買っても割れるなら止めて、160.38をストップに買い狙い。割れても160.00前後から159円ミドル方向と買い下がって、ストップは158.90割れ、割れても158.08、157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となる。
 ポンド円は、190.08まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値はこれが押さえると、利食いや売り狙い。超えても190.50や191円越えをストップに売場探し。下値は、188.44-76が維持されると売りは利食いで、買いもこれをストップ、割れても187.86割れをストップに買い直し。更に187.35-74ゾーン、187円と買い下がって、ストップは186.85割れ。割れても186円ミドルの維持では買っても、ストップは186.17割れとなる。
 豪ドル円は、反発が97.79まで再拡大も、上値追いは厳しく、97.89-98.11ゾーンが押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても98.55-59をストップに売り直しとなる。下値は、97.07が維持されると売りは利食いも、買いは96.40-80ゾーンまで買い下がって、ストップは96.20割れ。割れても95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、下値を88.64で維持して91.87までまで上値を拡大も更なる展開とならず、上値はこの91.87を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。下値は、91円が維持されると利食いも、割れるなら90円ミドルから90円まで買い下がって、このストップは89.77割れ、割れても89.26、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。