今日の裏読み、表読み(2024/01/26)

昨晩は、ドルの買い戻し気味も、米長期金利が大きく上昇した訳ではなく、引き続き日替わり的な展開となっていることは、留意して対応したい。
 経済指標としては、日本の1月東京都区部消費者物価指数、12月18-19日開催分の日銀・金融政策決定会合議事録、12月企業向けサービス価格指数、11月景気一致指数・改定値、英1月GFK消費者信頼感調査、仏1月消費者信頼感指数、米12月個人所得・個人消費支出、12月ダラス連銀・PCE価格指数、12月住宅販売保留指数などが発表される。
 注目としては、米経済指標となるが、昨晩GDPや個人消費などが発表されており、総じて影響は限られそう。どちらかと言うと、週末を控えてポジション調整中心の動きとなりそうだ。
 また、堅調が続く株価だが、週末は、アストロ的に重要変化日であることから、一応波乱の動きには注意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、若干揉み合い気味。146.66と148.80の次のブレイクが焦点となりそうだが、一応この中心が147.73となることで、これを中心に動くなら揉み合いが続きそうだ。上値は、直近高値の147.92が押さえると弱く、売っても超えるなら止めて、再度148.70-80が押さえると売り狙い。更には149.67-75、150.00や150.78越えをストップに売り直し場を探したい。一方下値は、147.09が維持されると利食いで、買っても割れるなら止めて、再度146.65をストップ、更に146.28、145.58、144.36、143.65や143.42を順次ストップとして、押し目では買いとなるが、こういった下落では、反発があれば、しっかりと利食いながらの対応となる。 
 ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0822まで拡大もこれを維持する形。上値は、1.0933を前に、上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.0822を前に下げ止まりでは、売りは利食いで、買い下がっても、1.0822を割れるなら止めて、再度1.0767-73割れをストップに買い直しとなる。 
 ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2597まで拡大も、現状はこれが下値を守る形。下値は、1.2638-50を前に、下げ止まりでは利食いや買い下がりも、割れるなら止めて、再度1.2597をストップに買い直し。更には1.2500割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.2775を前に上げ渋りでは利食いで、売ってもストップは1.2786越え。超えても1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、 161.86まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は161.72-86を前に、上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは162.25越えをストップ。下値は、159.70を前に下げ渋りでは、利食い優先。買っても割れるなら止めて、再度159.24-32、158.54、157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。 
 ポンド円も、188.94まで上値を拡大。上値は、188.91-94が押さえると利食い、またこれをストップに売場探し。下値は、187.13が維持されると売りは利食いで、買ってもストップは、186.86-187.13ゾーン割れ。更に割れても185.81-88、184.95。184.38、182.75割れをストップの順次買い直しを検討したい。
 豪ドル円は、反発が97.89まで拡大も、上値が抑えられる形。上値は、97.89-98.11ゾーンを前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても98.55-59をストップに順次売り場探し。下値は、96.90が維持されると利食いも、割れるなら96.59-65を前に、下げ渋りでは利食いや買い直し、更には96.15、95.85、95.48、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、下値を88.64で維持して90.99まで上値を再拡大も、上値が押さえられる形。上値は90.81-99を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、89.69-75を前に下げ渋りでは利食いで、買いも割れるなら止めて、再度ストップを89.00、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。