昨晩は、ドルに買い戻しが優勢となった。米長期金利は低下気味であったことから、引き続き日替わり的な展開が続いていることは間違いなさそう。追いかけるのは避けておきたい。
経済指標としては、日本の11月毎月勤労統計調査、豪11月消費者物価指数、トルコ11月失業率と鉱工業生産、仏11月鉱工業生産、米国では、MBA住宅ローン申請指数と11月卸売売上高などが発表される。
注目としては、豪11月消費者物価指数は強弱次第。その他では、大きな材料もなく、総じて経済指標の影響は限られそう。
引き続き揉み合い気味の米長期金利や上昇を強めた株価の動向に、注意を払って対応したい。
要人発言としては、ウィリアムズNY連銀総裁が「2024年の経済情勢」について講演する。米経済の良好さや利下げを急がない姿勢が示されるとドル相場を支えそうだ。
戦略としては、ドル円は、140.25を維持して、145.97まで反発も現状はこのレンジでのもみ合い。次のブレイクが相場の焦点となるが、この半値が143.11となることで、今後これが下値を維持すると堅調、割り込むなら調整リスクとして考慮しておきたい。上値は144.63-68が押さえると弱い形で、売っても超えるなら止めて、再度145.49や145.97をストップに、、戻り売り場を探したい。下値は、143.42-66が維持されると利食いや買いも、割れるなら止めて、142.85割れをストップに買い直し、更には142円まで買い下がって、ストップは141.86割れまたは、141円ミドルまで買い下がるならストップは、141.29割れで、割れても140.78、140.25割れをストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.1139までまで反発も、上値を抑えられて調整が1.0877を維持する形。押し目は、1.0910が維持されると買っても、割れるなら止めて、1.0877をストップに買い直し。割れても1.0864をストップ、1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れ。上値は、1.0979-98が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えても1.1000-50での売り狙いで、1.1085越えをストップ、更に超えても1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2610まで再拡大もこれを維持する形。下値は1.2674が維持されると買っても、割れるなら止めて、再度1.2610をストップに買い直し。割れても1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。上値は、1.2768-76ゾーンが押さえると利食いやこれをストップに売り狙い。超えても1.2828越えをストップに売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 159.00まで再反発も更なる展開とならず、上値は、これを前に上げ渋りでは、利食いで売りも159円越えをストップ。下値は157.20を前に下げ渋りでは利食いで、割れるなら止めて、ストップを156.64として買い直し。更には156.07、155.07をストップに、順次買い下がってみる形となる。
ポンド円は、反発が184.31まで反発も現状はこれが上値を抑える形。反発では184.31-33を前に利食いで、売りもこれをストップに検討される。また超えても184.99、更には186.20や186.50をストップに売場探し。下値は183.00が維持されると利食いや買いも、ストップは、182.75割れ。倍返しも検討されるが、ターゲットは、182.00-38の維持では利食いで、この位置の買いは181.68割れをストップ、割れても181円割れをストップ、更には180円ミドル、180円前後、179.00-50と買い下がりで、このストップは、178.74割れとなる
豪ドル円は、反発が97.60まで拡大も、上値を押さえられて調整が95.85を維持する形。上値は97.40-60前に上げ渋りでは利食いで、これをストップに売り狙い。下値は、96.15の維持では利食いも、割れるなら96.00前後の維持では利食い、買ってもストップは95.85割れ。割れても95.48や94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して90.52まで上値を再拡大も、更なる展開とならず、上値は90.52をストップ、超えても90.44、90.78-91、91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、89.69が維持されると利食いも、割れるなら89円ミドルや89.20前後が維持されると利食いで、この位置の買いはストップが89.00割れ、割れるケースでは、88.47-64ストップに買い直しも、更には87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。