今日の裏読み、表読み(2023/12/29)

昨日はドルの買い戻しとなった。引き続き日替わり的な展開も、年末のフィキシングに絡めたフローの動きに注意して対応したい。
また、本日はNY債券市場が短縮取引であり、様子見ムードも残ることは、留意しておきたい。
経済指標としては、英12月ネーションワイド住宅価格、トルコ11月貿易収支、スイス12月KOF景気先行指数、ポーランド11月消費者物価指数・速報値、南ア11月貿易収支、米12月シカゴ購買部協会景気指数などが発表される。
大きな材料はなく、総じて影響は限られそう。
その他、年末で株式市場や債券市場の動向も注意を払って対応した。
 また、余談だが、年初は新年に向けて、様々なフローも出ることで、例年荒れた動きも想定されることは、留意しておきたい。

戦略としては、ドル円は、140.25まで下値を拡大も、これを維持する形。ただ、上値追いも厳しく、上値は、141.59が押さえると弱く、これをストップに売り狙い。超えても41.86-142円、142.24-50と利食いや売り狙い。このストップは142.85越え、超えても143.40、144.10、更に144.96をストップに戻り売りとなる。一方下値は、140.86-00,140ミドルの維持では利食いや買い狙い。ストップは140.25割れ。割れても140円前後からは買い下がりで、ストップは139.50割れや、思い切るなら139円割れで対応したい。
ユーロドルは、1.1139までまで反発も、上値追いは厳しく。上値は1.1139や1.1150越えをストップに売り場探しから。1.1040-55ゾーンが維持されると利食いで、この位置からの1.10まで買い下がって、ストップは1.0989割れ、割れて1.095ミドルでの利食いや買い狙い。このストップは1.0930割れても、1.0889や1.0864割れをストップ、更に1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れとなるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。
ポンドドルも下値を1.2501で維持して、1.2828まで反発も更なる展開とならず、上値は1.2828越えをストップに、利食いや売り場探し。下値は、1.2699-13が維持されると利食いで、買いは1.2672割れをストップに買い場探し。割れても1.2612、更に1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。ただ、こういった下落では、それ以前の高値が押さえると利食い優先となる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 再反発も158.39や158.57が上値を抑える形。下値は、ストップを155.83割れとしてストップに買い狙い、割れても155.38、154.40や153.85、更に153.14をストップに買い直し場を探しながら、反発ではしっかりと利食いながら対応したい。上値は138.39や158.87を前に上げ渋りでは、利食いやこれをストップに売狙いとなる。
ポンド円は、反発が184.19でCapされて、調整が179.00まで拡大。早期はこれをストップに押し目買い。上値は、180.35が押さえると弱く、利食いも、超えると182.19-37をストップに売場探し。更に超えるなら183.34、184.19をストップに売り直し場を下がる形も、こういった売りのターゲットは、その直前の下値が支えると、利食いを優先しながら対応したい。
豪ドル円は、反発が97.60まで拡大も、更なる展開とならず、下値は、96.10割れをストップに押し目買い。割れても95.48や94.57-73、93.73割れをストップに買い直しとなる。上値は、96.92を前に上げ渋りでは利食いで、超えて97.60を前に上げ渋りから、これをストップに売り直しとなる。
NZD円は、再反発も90.44が上値を抑える形。下値は、89.04をストップに押し目買い。割れるなら止めて、89円前後から買い下がって、ストップは88.47割れ。更に割れても87.68-85ゾーン割れをストップに買い直しとなる。上値は89.80を前に上げ渋りでは利食いで、超えても90.44をストップに、上げ渋りでは利食いや売り狙いとなる。