昨晩は、ドル売りが優勢となった。ドルの日替わり的な展開も、年末を控えたポジション調整のフローも多く出ているようで、本日も同様な結果が続く可能性に注目したい。
経済指標としては、日本の11月小売業・百貨店・スーパー販売額と鉱工業生産・速報値、トルコ11月経済信頼感指数、仏11月失業者数、米国では、11月卸売・小売在庫、11月財貿易収支・速報値、週間新規失業保険申請件数と11月住宅販売保留指数などが発表されます。大きな材料はないが、週間新規失業保険申請件数が良好な結果を続けるか焦点。直近良好が続いているだけに、サプライズは弱い結果となる。
戦略としては、ドル円は、140.97まで下値を拡大もこれを維持して、反発が144.96でCapされる形。下値は、140.97を前に買っても、割れるなら止めて、再度140円割れをストップに買い直し。上値は、141.86-142円、142.24-50が押さえると利食いや売り狙い。このストップは142.85越え、超えても143.40をストップ、144.10、更に144.96をストップに戻りとなる。ただ、こういった反発では、押し目が甘ければ買い直しながら対応したい。
ユーロドルは、1.1113までまで反発も、上値追いは厳しく。引き続き1.1150越えをストップに売り場探しから。1.1040-70ゾーンが維持されると利食いで、この位置からの1.10まで買い下がって、ストップは1.0989割れ、割れて1.095ミドルでの利食いや買い狙い。このストップは1.0930割れても、1.0889や1.0864割れをストップ、更に1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れとなるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。
ポンドドルも下値を1.2501で維持して、1.2804まで反発。上値は1.2818越えをストップに、売り場探し。下値は、1.2745-62ゾーンが維持されると利食いで、買いは1.2699割れまたは、1.2672割れをストップに買い場探し。割れても1.2612、更に1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。ただ、こういった下落では、それ以前の高値が押さえると利食い優先となる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 再反発も158.39や158.57が上値を抑える形。上値はこれをストップ、 または、158.87越えをストップに売場探し。156.75-86が維持されると利食いで、買いは156.30前後まで買い下がって、ストップは、156.13-20割れ。割れても155.38、154.40や153.85、更に153.14をストップに買い直し場を探しながら、反発ではしっかりと利食いながら対応したい。
ポンド円は、反発が184.19でCapされて、調整が179.79で維持されると形。下値は、180.11や179.79割れをストップに買っても、182.19-37が押さえると利食い優先で、売りもこれをストップ、、超えるなら183.34、184.19をストップに売り直し場を探して、こういった売りのターゲットは、その直前の下値が支えると、利食いを優先しながら対応したい。
豪ドル円は、反発が97.60まで拡大も、更なる展開とならず、早期はこれをストップに売場探し。下値は、96円ミドル方向への調整での買い戻しや買い下がっても、このストップは96.20割れ。割れても95.48や94.57-73、93.73割れをストップに買い直しとなるが、反発ではしっかりと利食いながらの対応となる。
NZD円は、再反発も90.44が上値を抑え、これが押さえると売り狙い。超えても91.52越えをストップに売り直しとなる。下値は、89.50を前に下げ止まりでは利食いながら、買いは89.17をストップ、割れるなら止めて、89円前後から買い下がって、ストップは88.47割れ。更に割れても87.68-85ゾーン割れをストップに買い直しとなる。