本日も一部の市場がボクシング・デーなどで休場となることで、相場に様子見ムードが続きそうだ。
経済指標としては、日本の11月失業率・有効求人倍率、11月企業向けサービス価格指数、米国では、11月シカゴ地区連銀全米活動指数、10月住宅価格指数とS&P/ケース・シラー住宅価格指数、11月ダラス連銀製造業業況指数などが発表される。
未だ休暇ムードが続き、経済指標に対する反応は限定されそうだが、米国の住宅指標などは、好調な結果が続きそうで、その面では、米長期金利の一定の反発から、ドルに買い戻しも入り易そうだ。
戦略としては、ドル円は、140.97まで下値を拡大もこれを維持する形。 下値は、141.86が維持されると押し目は買っても、割れるなら止めて、141.43や140.97をストップに、再度買い直しとなる。上値は、142.67が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えても、143.40をストップに売り直し、超えても144.10越え、更に144.96をストップに戻りとなる。ただ、こういった反発では、押し目が甘ければ買い直しながら対応したい。
ユーロドルは、1.1040まで反発も、上値追いは厳しく。引き続き1.1065をストップに売場探し。ターゲットは、1.0989が維持されると利食いも、割れると1.095ミドルでの利食いや買い狙い。このストップは1.0930割れても、1.0889や1.0864割れをストップ、更に1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れとなるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。
ポンドドルも下値を1.2501で維持して、1.2795まで反発も、上値を押さえられ形。上値は、1.2752-62が押さえると売り狙いで、超えるなら止めて1.2795や1.2818越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.2672が維持されると利食いだが、割れるケースでは1.2612をストップに、下げ止まりでは利食い優先から、買いはこれをストップ、割れても1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。ただ、こういった下落では、それ以前の高値が押さえると利食い優先となる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 158.87まで上値を拡大も上値を押さえられる形。下値は156.13をストップに押し目買い、割れても155.38、154.40や153.85、更に153.14をストップに買い直し場を探しながら、上値は157円が押さえると利食いとなるが、超えると157.74をストップに、利食いや売り狙いだが、更には、158.87をストップに売場探しとなる。
ポンド円は、反発が184.19でCapされて大きく調整。下値は179.79をストップに押し目買い、割れても178.33をストップに買い直しとなる。上値は、181.34が押さえると利食いやこれをストップに売り狙い。超えて182.37、183.34、184.19をストップに売り直し場を探して、こういった売りのターゲットは、その直前の下値が支えると、利食いを優先しながら対応したい。
豪ドル円は、反発が97.59まで拡大も、更なる展開とならず、押し目は96.20が維持されると押し目を買っても、割れるなら止めて、95.48割れ、更には94.57-73、93.73割れをストップに買い直しとなる。上値は、97.02が押さえると利食いで、超えても97.59越えをストップに、売り直しで、この場合も、96.20が維持されると利食いながら対応したい。
NZD円は、90.44まで反発も、更なる展開とならず、下値は89.17が維持されると買い狙い。割れるなら止めて、89円前後から買い下がって、ストップは88.47割れ。更に割れても87.68-85ゾーン割れをストップに買い直しとなる。上値は、89.83が押さえると利食い、超えても90.44越えをストップに売場探しとなるが、ターゲットは、89.17が維持されると利食いを優先したい。