昨晩も米長期金利や株価に動きに、一喜一憂するも揉み合い気味の展開。本日も大きなインベントや材料はなく、同様の展開が続く可能性に劉留意しておきたい。
経済指標としては、豪10月先行指数、中国の第3四半期GDP、9月小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資と失業率・都市部、英9月消費者・小売物価指数、南ア9月消費者物価指数と8月小売売上高、ユーロ圏9月消費者物価指数・改定値と8月建設支出、米国では、MBA住宅ローン申請指数、9月住宅着工件数・建設許可件数と米地区連銀経済報告などが発表される。
注目としては、GDPを始めとした中国の指標となるが、中国のGDPの信憑性は薄く、弱い結果はある程度織り込まれていることもあって、影響は大きく見えない見通し。一方米国の住宅関連指標は、強弱がブレても大きく相場に影響を与えない。
また本日も要人発言の機会が多く、特にFRB関連では、直近米長期金利の急上昇に、警戒感を強めており、同様に発言が続くのか注目したい。
その他中東ガザでの紛争に関しては未だ市場は楽観的であるが、今回は危険な雰囲気が残ることは、引き続き留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、150.16まで上昇後、下値を147.43で支えて、引き続き揉み合いから反発気味の展開が続いている。次のこの上下のブレイクが焦点となるが、上値は、150.16をストップに売り狙い。超えても150.50や151円越えをストップに売り直しとなる。ターゲットは、昨日の安値148.84を前に下げ止まりでは、利食いや買い狙い。買いのストップは148.84割れ。割れてもストップを148.16-43割れとして買い直しとなるが、こういった下落では、反発がその直前の高値で抑えられるなら利食いを優先しておきたい。
ユーロドルは、下値を1.0448で維持して1.0640まで反発も、更なる展開とならず。引き続き反発では1.0640や1.0672-74をストップに売り狙いとなる。ターゲットは、1.0520-40ゾーンが維持されると利食いで、買いは1.0500方向まで買い下がって、このストップは1.0483-96割れ。割れてもストップを1.0448として買い直しとなるが、こういった下落では、反発ではしっかりと利食っておきたい。
ポンドドルも、1.2049から1.2338まで反発に更なる展開とならず、反発では1.2338をストップに売り狙い。超えても1.2422-46ゾーンをストップに売り直しとなる。ターゲットは、1.2133-47ゾーンの維持では利食いで、買いはこういった位置から買い下がって、ストップは1.2091割れ。割れても1.2038割れをストップに買い直しとなる。ただ、こういった買いのターゲットは、その直前の高値に抑えられるなら利食いを優先しながらの対応となる。
一方クロス円は、まちまちの展開も、3日の一時の急落からは反発的。ユーロ円は、反発では、引き続き158.62をストップに売り狙い。ターゲットは157円ミドルから158円ゾーンの維持では利食いで、この位置の買いは、157.05割れをストップ、割れても156.51割れをストップ、更にストップは155.76割れをストップに順次買い直しを検討したい。
ポンド円は、183.82まで反発も、その後は調整気味。戻りではこれをストップに売り狙いや利食いで、ターゲットは、181.69-94ゾーンの維持では利食い優先。またこの位置からの買い下がりは、180.86割れをストップ、更に割れても180.45や179.57をストップに買い直しとなるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。
豪ドル円も、反発が限定されており、95.84をストップに戻りでは売り狙い。超えても96.93の高値をストップに売り直しで、ターゲットは、94.88-95.02ゾーンの維持では利食いで、この位置から買い下がって、ストップは93.96-06ゾーン割れ。割れても93.65割れをストップに買い直しとなる。 またNZD円も、91.21の高値を前に、89.94で上げ渋っており、まずは88.70が押さえるとこれをストップに売り狙い。超えても89.94をストップに売り直しとなる。ターゲットは、87.92-96の維持では利食いや買いも、ストップは87.58割れ、または87.07割れで買い下がりでの対応となる。