昨晩の海外(2025/02/26)

昨晩の海外市場は、米第4四半期と12月住宅価格指数や2月S&P/ケース・シラー住宅価格指数、2月米リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回ったが、コンファレンス・ボードの2月消費者信頼感指数が弱く、米10年物国債利回りが、4.287%までじりじり低下、ドルが軟調な展開となった。尚ベッセント米財務長官が、「民間セクターは景気後退に入っている」、「10年国債利回りに特に注目している。トランプ大統領の政策によって低下するとみている」、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は「利下げ停止について議論するのは時期尚早」、バーキン・リッチモンド連銀総裁は「経済は良好な状態」、「インフレが目標に戻るという確信が得られるまで、金融政策は緩やかな引き締め状態を維持すべき」などの発言が伝わっている。
 ドル円は、149.97から148.57まで一時下落、ユーロドルは1.0456から1.0519まで反発、ポンドドルも1.2606から1.2678買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は156.090から157.31で上下、ポンド円は、189.75まで反発後188.17まで下値を広げ、オージー円は84.02、NZD円は84.94、カナダ円は103.95まで売りに押された。