昨晩の海外(2025/01/03)

 新年最初の海外市場はドル買いが優勢。米週間新規失業保険申請件数や2月製造業PMI・改定値が予想より強い結果、米10年物国債利回りが、4.517%から4.599%まで上昇、中国株価指数が年初の取引として2016年以来最大の下落率でスタート、米国でテロ事件が相次いだこと、新年最初のNY株価3指数が軟調な展開となり、リスクオフの動きも強まった。
 ドル円は、157.85まで反発、ユーロドルは、ガスプロムの契約切れから、欧州ガス価格が、2023年10月以来の高値を付けたこと、弱いユーロ圏製造業PMI・改定値もあって1.0226まで下落、ポンドドルも1.2353まで値を下げた。また、ユーロは対ウェストミンスター通貨でも売られ、ユーロポンドは0.8276まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は160.91、ポンド円は194.20まで下落した一方、オージー円が98.05、NZD円は98.43、カナダ円は109.66まで反発した。