昨晩の海外(2024/8/21)

 昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表がない中、NY連銀の7月労働市場調査で、失業見通しが過去最高となったこともあって、米10年物国債利回りが3.886%から3.810%まで低下し、ドル売りが続いた。尚イスラエル地元メディアが、「レバノンから80発のロケットが発射された」と報じたが、大きなリスクオフの動きは見えていない。またボウマンFRB理事が「政策スタンスの変更には引き続き慎重な姿勢」と述べたが反応は見られなかった。
 ドル円は、145.20までじり安、ユーロドルは、ユーロ圏7月消費者物価指数・改定値は予想から変化はなかったが、強い6月建設支出もあって、1.1130までじり高、ポンドドルは1.3053まで一時上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円が161.54、ポンド円は189.24、オージー円は97.88、NZD円は89.29まで下落、カナダ円は、弱い加7月消費者物価指数もあって106.62まで売りに押された。