昨晩の海外(2024/11/28)

 昨晩の海外市場は、米7-9月期GDP・改定値は市場予想通りも、個人消費とコアPCE、10月耐久財受注額や11月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったこと、米7年物の国債の入札後10年物国債利回りが4.227%まで低下傾向を示したことで、ドル売りが優勢となった。ただ、一方で10月個人消費支出やコアデフレター、週間新規失業保険申請件数が予想より強く、総じて感謝祭前の利食いやロンドン・フィキシングのドル売りも加わりドルを押し下げ、円に買い戻しを誘った。またNY株価3指数も利食いが優勢となっている。
 ドル円は、150.46まで売りに押され、ユーロドルは1.0588、ポンドドルは1.2695まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が159.10から160.07まで反発後159.25まで再下落、ポンド円も190.69から191.90まで反発後190。90まで売りに押されたが、オージー円は97.72、NZD円は88.86、カナダ円は107.33まで一時下落した。