昨晩の海外市場は、トランプ次期大統領が、財政規律を重視する投資家のベッセント氏を指名したことで米株価が上昇、米長期金利が低下したが、米感謝祭を控えた休暇ムードもあって、大きな方向感が出難い展開に留まった。米10年物国債利回りは、4.261%まで低下、NYダウは史上高値を更新も、ナスダックは揉み合い気味に留まった。尚イスラエルとレバノンの停戦合意が近いとの報道が出たが、リスク志向の動きには影響は見えなかった。
ドル円は、153.62から154.51で揉み合い、ユーロドルは、独11月ifo企業景況感指数が予想を若干下回ったが、1.0530まで反発後1.0467まで売りに押されたが、このレンジで推移、ポンドドルも1.2614から1.2542で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が162.12から161.36、ポンド円は194.28から193.27まで下落後揉み合い、オージー円は100.02まで下落後100.41に反発を限定し、NZD円も90.42から89.93まで一時下落、カナダ円は109.93まで一時売りに押された。