昨晩の海外市場は、米大統領選で共和党のトランプ前大統領の当選が確実になったことで、ドル全面高、NY株価3指数の大幅上昇、米長期金利の上昇となった。米10年物国債利回りは4.477%まで上昇した。
ドル円は、153.80から154.70まで上昇、ユーロドルは、仏独10月サービス業PMI・改定値が予想を上回ったが、トランプ新政権の中国に対する大幅な関税引き上げが中国貿易に依存する独経済に悪影響を与えるとの見方もあって、1.0683まで一時下落、ショルツ独首相が、連立パートナーである自由民主党のリントナー財務相を解任、来年1月の信任投票と3月末の解散総選挙の実施を表明したこともあって、反発を1.0758に限定、ポンドドルは、明日の英中銀MPCを控えて、1.2924から1.2834での上下の動きに留まった。
一方クロス円では、ユーロ円は164.93まで下落後166.10まで反発、ポンド円は198.17から199.53、オージー円は101.05から101.82、NZD円は91.53から92.00まで値を上げ、カナダ円は111.03から110.55で上下した。