昨晩の海外(2024/10/22)

 昨晩の海外市場は、米9月景気先行指標総合指数が予想より弱い結果となるも、来月のFOMCで利下げが見送られるとの一部のエコノミストのリポートを受けて、米10年物国債利回りが、4.197%までじり高となり、ドル相場を支えた。尚ローガン・ダラス連銀総裁は「経済が予想通りなら、段階的な利下げを予想」、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は「向こう数四半期にわたり、緩やかな利下げを予想している」、シムカス・リトアニア中銀総裁が「インフレ率の低下が定着した場合は、一段の利下げが必要になる可能性」、カジミール・スロバキア中銀総裁が「12月の会合ではすべての選択肢が残されている」と述べている。
  ドル円は、150.89までじり高、ユーロドルが1.0811、ポンドドルが1.2977まで値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円が163.15、ポンド円は196.98、カナダ円は109.10まで値を上げ、オージー円は100.47から100.05で上下、NZD円は90.63から91.01での推移に留まった。