昨晩の海外(2024/10/16)

 昨晩の海外市場は、米10月NY連銀製造業景気指数が下振れたことで、米10年物国債利回りが4.026%まで低下もドル売りは強まらず、米政府が最先端AI半導体の輸出規制を検討してるとの報道、オランダのASML株が、決算で予想を下回る受注を発表したことで15%を超えて下落、英欧やNY株価3指数が軟調な展開となり、円の下値を支えた。また、イスラエルが、イランへの攻撃を軍事施設に限定するとしたことで、原油が5%超の下落となった。
 ドル円は、148.85まで下落後、反発が149.55で限定され、ユーロドルは、独ユーロ圏10月ZEW景況感指数が、4か月ぶりの強い結果となり、1.0917まで反発後1.0882まで下落、ポンドドルは、1.3103まで反発後1.3061まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は162.95から162.34のレンジ上下、ポンド円は194.65から195.59まで反発後194.94まで売りに押され、オージー円は100.39から99.85、NZD円は91.09から90.68で推移。カナダ円は、加9月消費者物価指数が弱い結果も、107.71まで下落後108.36まで一時反発した。