昨晩の海外(2024/10/01)

 昨晩の海外市場は、米9月シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったこと、月末・期末に絡んだロンドン・フィキシングに向けてのフローもあって、ドル買い優勢になった。米10年物国債利回りは、3.756%から3.806%まで上昇した。尚、ボスティック・アトランタ連銀総裁は「労働市場が引き続き弱ければ、さらに50BPの利下げも検討」、グールズビー・シカゴ連銀総裁も「多くの利下げが行われるだろう」、パウエルFRB議長は、「政策は時間をかけて中立的姿勢に移行する」、「経済が予想通りに進展すれば、今年はさらに2回の利下げが行われ、合計50BPとなる」と述べている。
 ドル円は141.65から143.91まで上昇、ユーロドルは1.1209を高値に1.1114まで下落、ポンドドルは、1.3423を高値に上下しながらも、1.3350まで一時値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円が、アジア時間の安値158.11から160.13まで反発、ポンド円も189.57から192.33、オージー円は98.09から99.45、NZD円は90.11から91.36、カナダ円は104.97から106.36まで買い戻された。