昨晩の海外市場は、米8月新築住宅販売件数が予想を上回ったことで、米10年物国債利回りが3.726%から3.785%まで若干上昇、ロンドン・フィキシングに絡んだドル買いのフローもあって、ドルが堅調推移となった。
ドル円は、OECDが日本の2024年のGDP見通しを、前回5月時点から0.6%引き下げ、マイナス0.1%としたこともあって、143.86まで下落後、144.84まで上値を拡大、ユーロドルは、1.1214から1.1122まで下落、ポンドドルは、1.3413から1.3313まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は161.67から160.84まで一時下落、ポンド円は193.27から192.48、オージー円は99.36から98.60、NZD円は91.23から90.56まで利食いに押され、カナダ円は107.54から107.09で揉み合った。