昨晩の海外市場は、米9月製造業PMI・速報値が予想を下回るも、サービス業PMIが予想より強く、強弱入り混じる形からドルを支える形とはならなかった。米10年物国債利回りは、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「利下げについては今後は小幅なステップを見込む」、ボスティック・アトランタ連銀総裁が「今回の会合での50BPの利下げは将来の利下げのペースを確定させるものではない」との発言したことで3.794%まで一時上昇も、グールズビー・シカゴ連銀総裁が「今後1年でさらに多くの利下げを予想」、「金利は大幅に低下する必要がある」との発言もあって3.730%まで低下し、ドルの上値を抑えた。
ドル円は、143.17まで下落後、144.35まで再反発も、その後143.25まで再下落、ユーロドルは、独ユーロ圏9月製造業PMIやサービス業PMI・速報値が予想より弱く、1.1083まで下落後、1.1144まで反発、ポンドドルも弱い9月製造業PMIとサービス業PMI・速報値を受けて1,3248まで下落後、1.3360まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は、159.05まで下落後160.53まで反発も、その後159.30まで下落、ポンド円は190.14から192.45まで反発後売りに押され、オージー円は、97.63から98.73、NZD円は89.38から90.36、カナダ円は105.67から106.78で上下した。