昨晩の海外(2024/07/13)

 金曜日の海外市場は、米6月卸売物価指数が、予想比で上振れたことで一時ドル買いとなるも、その後発表された7月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値やインフレ期待が予想より弱い結果となり、米10年物国債利回りが、4.235%まで反発後4.179%まで低下、ドル売りが優勢となった。尚11日の外国為替市場での政府の為替介入では、日銀が同日発表した当座預金の増減予想から3兆円規模とみられるとの報道があった。また、神田財務官は、「介入・レートチェックについては申し上げない」、「ドル円以上にクロス円の動きの方が激しいという見方は多い」と述べている。
 ドル円は、159.32を高値に157.38まで一時下落、ユーロドルは1.0911、ポンドドルは、1.2991まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は173.43から171.47まで下落、ポンド円が205.88から204.18、オージー円は106.77、NZD円は96.37、カナダ円は115.48まで一時売りに押された。