昨晩の海外(2024/06/27)
ドル円は、神田財務官が「為替の足もとの動きは急激」、「行き過ぎた動きには必要な対応をとっていく」「高い警戒感を持って市場の動向を注視している」と述べたが、影響は限られ1986年12月以来の高値となる160.87まで上昇、ユーロドルは、独7月GFK消費者信頼感指数が弱い結果となったこともあり、1.0666まで売りに押された。尚レーンECB専務理事が「基本シナリオが維持されるのであれば、追加利下げはあるだろう」、カザークス・ラトビア中銀総裁は「金融緩和を急ぐ必要はない」、「利下げは一歩ずつ進めてゆく」などと述べている。またポンドドルも1.2618まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が171.79、ポンド円は203.16、オージー円は106.94まで上昇、NZD円は、対豪ドルでの売りに押され87.45まで値を下げ、カナダ円は117.42まで高値を更新した。尚、AUD/NZDは、1.0942まで上昇した。