昨晩の海外(2024/06/26)

  昨晩の海外市場は、米4月住宅価格指数が予想を下回るも、4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数が予想を上回り、6月消費者信頼感指数が強く、6月リッチモンド連銀製造業指数が弱く、総じてまちまちの指標に影響は限られた。米10年物国債利回りは、4.211%から4.257%で上下の動きに留まり、反応は見えなかった。尚ボウマンFRB理事は「まだ利下げは適切でない」、クックFRB理事は「ある時点で金利を引き下げるのが適切となるだろう」と述べたが、まちまちの発言で特段反応は見られなかった。
 ドル円は、159.29から159.76まで反発、ユーロドルは1.0691、ポンドドルは、1.2671まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は171.39から170.71まで下落後反発気味、ポンド円は202.73まで値を上げ、オージー円は106.40から105.93、NZD円は、97.76から97.52で推移、カナダ円は、加5月消費者物価指数強い結果となったことで、116.55から117.07まで高値を更新した。