昨晩の海外(2024/06/22)

金曜日の海外市場は、米6月製造業・サービス業・総合PMI・速報値が、予想を上回ったことで、米10年物国債利回りが、4.219%から4.277%まで上昇、ドル買いを強める形。ただ、5月景気先行指標総合指数が予想を下回り、5月中古住宅販売件数が、予想を若干上回ったこともあり、総じて影響は限られた。
 ドル円は、前日米財務省が、半期為替報告で日本を1年ぶりに監視対象国に認定したことも背景となり、159.84まで上昇、ユーロドルは、独ユーロ圏6月製造業とサービス業PMI・速報値が予想を下回り、1.0671まで下落、ポンドドルは、英6月製造業とサービス業PMI・速報値が予想より強い結果も1.2672から1.2621まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は169.33から170.91まで反発、ポンド円は201.99まで上昇、オージー円は105.47まで下落後106.07まで反発、NZD円は、97.09から97.73、カナダ円は115.85から116.60まで値を上げた。