昨晩の海外市場は、米6月NAHB住宅市場指数が、市場より弱い結果となるも、米国市場がジューンティーンスで休場のため、動意の薄い展開が続いた。EUが、財政赤字削減を要求し、改善が進まない場合、罰金の適用も示唆したが、反応は限られた。
ドル円は、157.61まで下落後158.05まで反発、ユーロドルは、センテノ・ポルトガル中銀総裁が「少なくとも9月までは2度目の利下げを想定していない」との見解を示したが、1.0725から1.0753で揉み合い、ポンドドルは、英物価指数が落ち着いた結果となり、1.2695から1.2741で推移した。
一方クロス円では、ユーロ円は169.13から169.84、ポンド円は200.36から201.12まで反発、オージー円は105.44まで高値を更新、NZD円は96.67から96.94で上下、カナダ円は、カナダ銀行理事会議事録で、「理事会は利下げを7月まで待つことを検討」と示されたが、114.85から115.28まで値を上げた。