昨晩の海外(2024/06/14)

昨晩の海外市場は、米5月卸売物価指や週間新規失業保険申請件数が弱い結果となり、一時ドル売りとなるも、軟調な欧州株価や欧州国債を背景にリスクオフの円買いやドル買いが強まった。また、米10年国債利回りが4.328%から4.223%まで低下したが、ドル売りは強まらなかった。
 ドル円は、157.31を高値に156.59まで一時下落、ユーロドルは、仏政局不安に加えて、弱い独5月卸売物価指数やユーロ圏4月鉱工業生産もあって、1.0733まで一時下落、ポンドドルも1.2738まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は、170.14から168.28まで下落、ポンド円は、201・32から199.70、オージー円は、104.70から103.86NZD円は、97.23から96.57、カナダ円は114.55から113.91まで一時下落した。