昨晩の海外(2024/06/11)

昨晩の海外市場は、米物価指数の発表、FOMCや日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、様子見ムードが強まる中、欧州議会選で、与党が大敗、仏では解散総選挙を実施することになったことで、ユーロ売りが強まった。米10年物国債利回りは、4.441%から4.479%まで反発したが、影響は限られた。
 ドル円は、157.20まで反発後156.74まで下落、ユーロドルは、1.0733まで下落後、カジミール・スロバキア中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁やラガルドECB総裁から、追加利下げに慎重な発言が続いたことが下支え、1.0765まで反発、ポンドドルは、1.2688まで下落後、対ユーロでの買いに支えられ1.2738まで反発した。尚ユーロポンドは0.8440まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、168.30まで下落後169.08まで反発、ポンド円は198.94まで下落後200.06まで反発、オージー円が103.84、NZD円は96.22まで反発、カナダ円は114.21から113.78で上下した。