昨晩の海外(2024/06/05)

昨晩の海外市場は、米4月雇用動態調査で、求人件数が805.9万件と予想の835.5万件を下回ったことで、米10年物国債利回りが4.414%から4.328%まで低下、ただ、ドル売りの反応は見えず、クロス円中心に円の買い戻し、欧州通貨売りが強まった。
 ドル円は、「日銀は早ければ13-14日の金融政策決定会合で長期国債の買い入れ減額について具体的な方針を示すことの是非を議論する公算」との一部報道を受けて、154.55まで下落、ユーロドルやポンドドルは、クロス円の売りに圧迫される形で、1.0859、1.2743まで下落した。
 一方クロス円は全面安。ユーロ円は168.09、ポンド円は197.21、オージー円は102.62、NZD円は95.27、カナダ円は112.97まで一時売りに押された。