昨晩の海外市場は、米11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数や1月消費者信頼感指数が予想を下回ったが、12月雇用動態調査が強い結果となり、米10年物国債利回りが、4.038%から4.103%まで上昇、ドルを支えるも、明日のFOMCの結果発表を控えて、ドル買いは限定された。尚、IMFは、2024年の世界や米国の成長見通しを10月から上方修正も、ユーロ圏や日本の見通しを下方修正したが、影響は見えなかった。その他、ラガルドECB総裁は、「理事会全員が次の行動は利下げということで一致している」と述べている。
ドル円は、147.10まで下落後147.93まで反発、ユーロドルは、仏独第4四半期GDPが、前年同期比で予想通りの結果に留まるも、ユーロ圏GDPが、若干の予想より強かったことで、1.0812から1.0857まで反発も、上値は限定された。また、ポンドドルは、1.2641まで下落後、1.2698まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は159.22まで下落後160.34まで反発、ポンド円も186.52から187.49まで買い戻され、オージー円は97.04から97.51、NZD円は90.21から90.56で推移、カナダ円は109.67から110.26まで反発した。