昨晩の海外(2023/11/30)

昨晩の海外市場は、米7-9月期GDP・改定値が上方修正され、予想を上回ったことで、一時ドル買いが先行するも、個人消費やコアPCEが予想を下回ったがことで、ドル買いも限定された。米10年物国債利回りは、4.253%から4.321%まで上昇後、4.255%まで再低下し、ドルの上値を抑えた。尚、メスター・クリーブランド連銀総裁が「さらなる利上げが必要かどうかは経済状況次第」、バーキン・リッチモンド連銀総裁は「追加利上げの可能性を排除するつもりはない」などの発言している。
 ドル円は、147.91まで反発後、再度147.08まで売りに押され、ユーロドルは、独11月消費者物価指数・速報値が予想を下回り1.0960まで下落後、1.0995に反発が限定され、ポンドドルは、1.2665から1.2728まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は162.25まで反発後161.52まで売りに押され、ポンド円は187.54から186.70、オージー円は97.91から97.35、NZD円は90.98から90.46、カナダ円は108.86から108.21まで売りに押された。