昨晩の海外市場は、米8月雇用動態調査で、求人件数が961万件と予想の880万件を大幅に上回ったことで、米10年物国債利回りが、4.810%までじり高となり、ドルの堅調な展開が続いた。また、NY株価3指数が大幅な下落をみせたことで、リスクオフの動きも広がった。
ドル円は、150.16まで上昇後、財務省の円買い介入の噂で、147.43まで急落したが、財務省幹部が「介入実施の有無についてコメントせず」と発言したことで、149.33まで反発後、149円を挟んでもみ合いに終始、ユーロドルは、1.0494から1.0448で推移、ポンドドルも1.2053から1.2102で上下の動きに留まった。
一方クロス円では、ユーロ円は157.22から154.46まで一時下落、ポンド円は178.18、オージー円は93.07、NZD円は87.08、カナダ円は107.50近辺まで一時急落した。