昨晩の海外市場は、週間新規失業保険申請件数や4-6月期単位労働コスト・改定値が予想より強い内容だったことで、ドル買いが優勢となるも、欧米株価が軟調な推移となったことで、リスク・オフの円買いも優勢となった。米10年物国債利回りは4.25%まで上昇した。
ドル円は、147.05までじり安、ユーロドルは、ユーロ圏第2四半期GDP・改定値が予想より弱い結果となり、1.0686まで下値を拡大、ポンドドルは、ベイリー英中銀総裁が前日に、「政策金利をさらに引き上げる必要はなくなった可能性がある」との認識を示したことの影響が残り、1.2444まで下落後、反発が1.2491に限定された。
一方クロス円では、ユーロ円が157.36、ポンド円は183.38、オージー円は93.72、NZD円は86.43、カナダ円は107.42まで値を下げた。