昨晩の海外(2023/09/07)

昨晩の海外市場は、米8月サービス業と総合PMI・改定値が予想を下回るも、8月ISM非製造業景況指数が、予想より強くドルが圏長な推移を続けた。米10年物国債利回りは4.305%まで上昇、NY株価3指数が軟調な展開となり、リスクオフ・ムードもドルを支えた。
 ドル円は、ユーロドルは、クノット・オランダ中銀総裁が「市場は9月利上げの確率を過小評価している可能性がある」としたことで、1.0749まで反発後、1.0703まで下落、ポンドドルは、ディングラ英MPC委員が「政策はすでに十分に制限的」、「さらなる引き締めは成長に深刻なリスクをもたらす」、ベイリー英中銀総裁が「インフレの低下がかなり顕著になる可能性がある」と発言したことで、1.2482まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は157.95から158.47まで反発、ポンド円は184.25まで売りに押され、オージー円は94.34から93.97で上下、NZD円も86.93から86.53で推移、カナダ円は、カナダ銀行が政策金利の据え置きを発表、声明で「コアインフレの高止まりを指摘、必要に応じて政策金利をさらに引き上げる用意がある」と表明したことで、107.80から108.34まで上昇した。