昨晩の海外市場は、「中国が人民元介入を拡大するように指示」との報道で、一時ドル売りが強まるも、米新規失業保険申請件数や失業保険継続受給者数の結果はまちまちとなるも、8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が、予想から大幅に上振れたことで、米長期金利が上昇、ドルの買い戻しとなった。またその後発表された米7月景気先行指標総合指数は、市場予想通りの結果に留まり影響は限られた。尚米10年物国債利回りは、4.328%まで一時上昇、この日もNY株価3指数は、軟調な展開が続きリスクオフの動きも、ドルを支えた。
ドル円は、145.62まで下落後146.30まで反発もこのレンジで上下、ユーロドルは、1.0918を高値に1.0857まで下落、ポンドドルは、1.2702から1.2788まで一時反発も、その後は売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が158.26、ポンド円は186.48から185.57まで下落、オージー円が93.24、NZD円は86.32、カナダ円は107.51まで、リスクオフの売りに押された。