今日の裏読み、表読み(2025/03/31)

今週は、米ISM両景況指数や3月雇用統計が焦点となるが、週末米株価が大きく調整しており、株価の動向にも大きな注目となる。
 本日の経済指標としては、日本の2月鉱工業生産・速報値、2月小売業・百貨店・スーパー販売額、2月建設工事受注額と新設住宅着工戸数、NZでは、3月ANZ企業信頼感・自社業績予想指数、豪2月住宅ローンと民間部門貸付、中3月国家統計局製造業と非製造業PMI、独2月輸入物価指数と小売売上高、英2月マネーサプライM4、2月住宅ローン貸付額・住宅ローン承認件数、南ア2月貿易収支、独3月消費者物価指数・速報値、米3月シカゴ購買部協会景気指数とダラス連銀製造業業況指数などが発表される。
 注目としては、中国のPMIは強弱次第も、引き続き弱い結果がリスク、独3月消費者物価指数は強い結果となるなら、来月のECB理事会での据え置きに思惑を高めそう。米国では、3月シカゴ購買部協会景気指数とダラス連銀製造業業況指数は、普段あまり注目が集まらないが、直近米国のスタフグレーション懸念が高まる中、弱い指標が出た場合、米長期金利の一段の押し下げリスクとなる。
 また本日は月末・四半期末、本邦の決算期末で、東京仲値やロンドン・フィキシングのフローの動きに注意となるが、東京仲値はやはり円安にもっていく動きに注意。ロンドン・フィキシングはドルの買い戻しに注目しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が146.54まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は150円や150.50が抑えると買いは利食い優先、売っても超えるなら止めて151.25-30、152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。下値は、149円を前に下げ渋りでは売りは利食いや買い下がり。ストップは割れるなら止めて、148.58-61、148.00-17、147.41、146.54、145.92、143.44、142.96割れをストップに順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、反発が1.0955まで拡大も現状は上値を抑えられる形。上値は、1.0845-61が抑えると買いは利食い優先で売っても、超えるなら止めて、1.0920や1.055をストップに売り上がり。更に超えても1.1000、1.1050、1.1083、1.1144越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0754が維持されると売りは利食いで、買いは1.0733割れをストップ、更に割れても1.0676、1.0600、1.0466-96、1.0360-89、1.0317、1.0277-92割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3015まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.2929や1.3015を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、1.3048、1.3071、1.3103、1.3175越えをストップに順次売り直しとなる。下値は1.2862-71が維持されると売りは利食い、買っても割れるなら止めて1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで反発も上値を抑えられる形。上値は、163.36-66が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.19、164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は160.74-161.37ゾーンが維持されると売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて160.06-28、158.90、158円、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して195.98まで反発、上値は159.08-02が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、192.02を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めて191.47、190.75、188.80、188.25、187.69-25、187.01-25割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、91.83まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、95.14-40が抑えると買いは利食い優勢、売りは越えるなら止めて95.75、96.50、96.77-00、97.33-52、98.26、98.77、99.17-23越えをストップに順次売り直しとなる。下値は93.15を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて92.54、91.83、91円、90.13割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、83.15まで下値を拡大も維持する形。上値は、86.41-87が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて87.18-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は85.04を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて84.02、83.07-31、81.56、80.44割れをストップに買い直しとなる。