今日の裏読み、表読み(2025/03/28)

昨晩は、月末・四半期末を控えて、総じて揉み合い気味の展開となった。本日は週末もあって、こういったフローの動きに引き続き左右される展開が想定される。
 日本では、3月東京都区部消費者物価指数と日銀金融政策決定会合における主な意見(3月18-19日開催分)、英第4四半期GDP・改定値と経常収支、2月小売売上高と1月貿易収支、独2月Gfk消費者信頼感指数、トルコ2月貿易収支と経済信頼感指数、仏2月消費支出、3月消費者・卸売物価指数・速報値、スイス3月KOF景気先行指数、独3月失業者数・失業率、ユーロ圏3月消費者信頼感・確定値と経済信頼感、3月消費者インフレ期待指数、加1月月次GDP、米国では、2月個人所得・個人消費支出、2月ダラス連銀・PCE価格指数と3月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値などが発表される。
 材料は多いが、3月東京都区部消費者物価指数は、強い結果がリスクだが、ただ影響は大きく見えない見通し。米国では2月個人所得・個人消費支出が焦点となるが、昨晩の第4四半期の結果が弱く、引き続き弱い結果が示されると、ドルに良い影響を与えない見通し。

 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が146.54まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は151.18-30が抑えると買いは利食い優先、売っても超えるなら止めて152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。下値は、150円前後や149円ミドルが維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて148.58-61、148.00-17、147.41、146.54、145.92、143.44、142.96割れをストップに順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、反発が1.0955まで拡大も現状は上値を抑えられる形。上値は、1.0830-61が抑えると買いは利食い優先で売っても、超えるなら止めて、1.0920や1.055をストップに売り上がり。更に超えても1.1000、1.1050、1.1083、1.1144越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0733が維持されると売りは利食いで、買っても割れるならやめて、1.0676、1.0600、1.0466-96、1.0360-89、1.0317、1.0277-92割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3015まで反発。上値は、1.3015を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは1.3048や1.3071をストップに売り上がり、越えても1.3103、1.3175越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2862-71が維持されると売りは利食い、買っても割れるなら止めて1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで反発も上値を抑えられる形。上値は、163.66や164.19が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は160.74-161.37ゾーンが維持されると売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて160.06-28、158.90、158円、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して195.98まで反発、上値は196.02が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、193.47が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて192.02、191.47、190.75、188.80、188.25、187.69-25、187.01-25割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、91.83まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、95.75が抑えると買いは利食い優勢、売りは越えるなら止めて96.50、96.77-00、97.33-52、98.26、98.77、99.17-23越えをストップに順次売り直しとなる。下値は93.94-17が維持では売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93.15、92.54、91.83、91円、90.13割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、83.15まで下値を拡大も維持する形。上値は、87.18-48が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は85.04-21を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて94.02、83.07-31、81.56、80.44割れをストップに買い直しとなる。