今日の裏読み、表読み(2025/03/21)

 昨晩は、今週の金融イベントを全て終了して、ドルに買い戻しが優勢となった。あくまで買い戻しの動きであり、本日は週末で主だった米経済指標の発表はなく、ポジション調整主体の動向に留まりそうだ。
 経済指標としては、日本の2月全国消費者物価指数、英3月GFK消費者信頼感調査、トルコ2月消費者信頼感指数、仏2月総合景況感・製造業景況感指数、ユーロ圏1月経常収支、加1月小売売上高、ユーロ圏3月消費者信頼感・速報値などが発表される。
 注目としては、日本の2月全国消費者物価指数は弱めの予想となっており、強い結果がサプライズとなるも影響は限られそう。ユーロ圏3月消費者信頼感・速報値など今週のZEW景況感指数が強く、一時の独経済の懸念が和らいでおり、良好な結果が見えるとユーロ相場を支える見通しとなる。
 その他不安定な株価や米長期金利を睨みながらの対応となることは変わらない。

 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が146.54まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は150.15を前に上げ渋りでは買いは利食い優先、慎重に売り上がっても超えるなら止めて、151.18-30、152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。下値は、148.00-17が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて147.41、146.54、145.92、143.44、142.96割れをストップに順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、反発が1.0955まで拡大も現状は上値を抑えられる形。上値は、1.0920前後や1.0955が抑えると買いは利食い優先で売っても、1.0955を越えるなら止めて、1.1000、1.1050、1.1083、1.1144越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0805-15が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、1.0766、1.0676、1.0600、1.0466-96、1.0360-89、1.0317、1.0277-92割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3015まで反発。上値は、1.3015や1.3048が抑えると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて1.3071、1.3103、1.3175越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2911-36が維持されると売りは利食い、買っても割れるなら止めて、1.2862-73、1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで反発も上値を抑えられる形。上値は、163円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.19や164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は160.74が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて160.06-28、158.90、158円、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して194.91まで反発も、更なる展開とならず、上値は194円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて194.91、196.02をストップに順次売り直しとなる。下値は、192円前後が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて191.47、190.75、188.80、188.25、187.69-25、187.01-25割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、91.83まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、94.22が抑えると買いは利食い優勢、売り上がってストップは95.04や95.36越え、更に売り上がってストップは95.76越え。更に超えても96.50、96.77-00、97.33-52、98.26、98.77、99.17-23越えをストップに順次売り直しとなる。下値は93.17が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、92.54、91.83、91円、90.13割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、83.15まで下値を拡大も維持する形。上値は、86円前後が抑えると買いは利食いで、売りは慎重に売り上がって、ストップは86.83や87.17越え、更に売り上がっても87.38-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は85.00前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて94.02、83.07-31、81.56、80.44割れをストップに買い直しとなる。