今日の裏読み、表読み(2025/03/11)

昨晩は、直近のドル売りに巻き戻しが優勢となった。ユーロ買いも期待感先行の感、円買いも大分ポジションが積み上がっており、追いかけるのは避けたい。
 本日の経済指標としては、日本の1月全世帯家計調査と10-12月期四半期実質GDP・2次速報、豪3月ウエストパック消費者信頼感指数豪と2月NAB企業景況感・企業信頼感指数、英2月BCR小売売上高調査、米国では、1月NFIB中小企業楽観度指数と雇用動態調査などが発表される。
 大きな材料はなく、日本の10-12月期四半期実質GDP・2次速報などは強弱が見えても反応はなさそう。米国では、1月雇用動態調査に注目が集まるが、DOGEの影響で米雇用環境が不透明であり、強い結果が見えても安心するのは時期尚早となりそうだ。
 また本日の3年物から今週も米国債の入札が実施される。入札週は米長期金利が高止まりし易いことは留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が146.64まで下値を拡大。上値は148.20-39が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて149.33、151.18-30、152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.64を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買い下がっても、割れるなら止めて145.92、143.44、142.96割れをストップに、順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、反発が1.0889まで拡大。上値は、1.0875-89が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるならや止めて1.0937、1.1000越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0766が維持されると売りは利食いも、買いは1.0676をストップに買い下がり。割れても1.6000、1.0466-96、1.0360-89、1.0317、1.0277-92割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.2947までまで反発。上値は、1.2947が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3010越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.2866が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80まで下落もこれを維持する形。上値は、160.73や161.28が抑えると買いは利食いで、売りは161.51を越えるなら止めて162.49-71、164.08-55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は、158.90が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、158円や157円割れをストップに買い直し。更に割れても155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は、187.69まで再下落も維持する形。下値は、187.69-25が維持されると売り利食いで、買っても割れるなら止めて187.01-25、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、191.44が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて192.56、193.07-38、193.77-03、194.76-78、196.02をストップに順次売り直しとなる。
 豪ドル円は、91.86まで下値を拡大。下値は91.86が維持されると売りが利食いで、買っても割れるなら止めて91円、90.13割れをストップに買い直しとなる。上値は、93.49が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて94.72-74、95.46、96.50、96.77-00、97.33-52、98.26、98.77、99.17-23越えをストップに順次売り直しとなる。
 NZD円は、83.15まで下値を拡大。下値は83.07-15が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて81.56割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、85円前後が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて85.64、86.16、86.90-04や87.41-48、87.97-25越えをストップに順次売り直しとなる。