今週はFOMCやECB理事会が大きな焦点となる。また、引き続き週末もトランプ大統領が、コロンビアに関税を課すとして、市場が混乱しているが、荒れた展開も想定されることで、注意して対応したい。
経済指標としては、中国1月国家統計局の製造業とサービス業PMIと12月工業企業利益、日11月景気先行指数・改定値、独1月ifo企業景況感指数、米国では、11月建設許可件数と増減率・改定値、1月シカゴ地区連銀全米活動指数、12月新築住宅販売件数、1月ダラス連銀製造業業況指数などが発表される。
注目としては、中国のPMIは、強弱次第も直近弱い結果が一定の織り込みとなっており、反応は限定されそうだ。また、独1月ifo企業景況感指数、弱い結果がユーロ相場の上値を抑えるか注目。一方米国では1月シカゴ地区連銀全米活動指数、12月新築住宅販売件数や1月ダラス連銀製造業業況指数の強弱次第も、影響力の少ない指標であることやFOMCを控えており、こちらも大きな動きにはつながらない見通し。
その他では、今週も米国債の入札が予定されており、米長期金利の動きは引き続き注視、また米ハイテク企業の決算発表がスタートすることで、株価も注目しながらの対応となりそうだ。
戦略としては、ドル円は、158.87まで上値を拡大も現状は押さえられる形。上値は、156.58-75が押さえると買いは利食いで、売っても越えるなら止めて、158.20、158.87、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、154.75-85を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0178まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.0342や1.0373が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.0257-66、1.0178、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0521が押さえると買いは利食いで、売っても1.0535-40を超えるなら止めて1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは1.2100まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.2294が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2130、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2502が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、直近安値を割れる展開もこれを維持する形。下値は161.32が維持されると売りは利食いで、買っても160.96割れるなら止めて、159.73、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は164.08が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて164.55、164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円も上値が198.96で抑えられて、189.34まで下値を拡大も維持する形。下値は、192.08を前に下げ止まりでは売り利食いで、買っても割れるなら止めて190.47、189.34、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、194.76-78が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて196.02、197.55、198.26、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.07まで拡大もこれを維持する形。下値は97.43が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて96.77、96.07、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。上値は98.76が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて、99.17-23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。
NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれて下落が86.69まで拡大も維持される形。下値は88円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87.60、86.69、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、89.28が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.72-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。