今日の裏読み、表読み(2025/01/24)

 昨晩は、ドルに売り戻しが優勢。ただ、総じて揉み合い気味となっており、本日は週末を控えて、トランプ発言を睨みながら、神経質な展開を続けそうだ。
 金融政策としては、日銀金融政策決定会合の結果や日銀展望レポートが公表される。0.25%の利上げが想定されているが、ほぼ100%織り込みの状態で、サプライズがなければ、影響は限られそう。また、植田総裁の定例記者会見では、一部に利上げ批判もあって、あくまで緩和的な状況は変わらないとハト派的な発言を続けそう。円売りのターゲットとなる可能性に注目したい。
 経済指標としては、日本の12月全国消費者物価指数、ユーロ圏各国の1月製造業・サービス業PMIの速報値、英1月製造業・サービス業PMIの速報値と12月CBI小売売上高調査、加12月新築住宅価格指数、米国では、1月製造業・サービス業・総合PMIの速報値、1月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値や12月中古住宅販売件数などが発表される。
 日本の12月全国消費者物価指数は、強めが出る可能性はあるが、影響は限られそう。PMIでは各国の強弱感で相場が一定の動きを示しそうだが、基本は製造業が弱く、サービス業が強い結果、また英欧が弱く、米国が強い流れは変わらなそうだ。

 戦略としては、ドル円は、158.87まで上値を拡大も現状は押さえられる形。上値は、156.75や157円が押さえると買いは利食いで、売っても越えるなら止めて、158.20、158.87、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、155.75や155.36を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて154.78、153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0178まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.0342や1.0373が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.0257-66、1.0178、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0457-58が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは1.2100まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.2230が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2130-61、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2377-00が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、1.2450-00、1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、直近安値を割れる展開もこれを維持する形。下値は160.96が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて159.73、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は163.22-51が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、163.81、164.55、164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円も上値が198.96で抑えられて、189.34まで下値を拡大も維持する形。下値は、191.70を前に下げ止まりでは売り利食いで、買っても割れるなら止めて190.47、189.34、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、193.02-20が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて194.78、196.02、197.55、198.26、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
 豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.07まで拡大もこれを維持する形。下値は97.43が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて96.77、96.07、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。上値は98.34-51が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて、99.17-23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。
 NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれて下落が86.69まで拡大も維持される形。下値は87.60が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.69、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、88.84-00が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.72-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。