今日の裏読み、表読み(2025/01/22)

 昨晩も、米長期金利の上げ渋りを受けて、ドル売りが優勢となった。また、トランプ大統領の就任式を終えて、一旦関税問題も落ち着きを見せている。ただ、またぞろ中国、欧州や日本に対して、何らかの発信があると見られ、油断がならない。特にトランプが寝ている間は良いが、恐らく起きているだろう日本時間午後8時頃から翌昼までは注意を払っておきたい。
 経済指標としては、豪12月先行指数、英11月公共部門純借入所要額、南ア12月消費者物価指数と11月小売売上高、加12月鉱工業製品・原料価格指数、米12月景気先行指標総合指数などが発表される。
 注目は米12月景気先行指標総合指数となるが、ロサンゼルスの大火災の悪影響が見えるのか注目しておきたい。
 要人発言としては、FRBがブラックアウト期間で、欧州関連要人発言が注目となるが、ラガルドECB総裁など更なる緩和策に関して言及があるか焦点となる。

 戦略としては、ドル円は、158.87まで上値を拡大も現状は押さえられる形。上値は、156.23や156.58が押さえると買いは利食いで、売っても越えるなら止めて、157円や157円ミドルと売り場探しで、このストップは158.20越え。更に越えても158.87、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、154.78を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0178まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.0345が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.0257-66、1.0178、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0435-58が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは1.2100まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.2230が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2130-61、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2377-00が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、1.2450-00、1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、直近安値を割れる展開もこれを維持する形。下値は160.96が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて159.73、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は162.31が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、162.89、163.19-51、163.81、164.55、164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円も上値が198.96で抑えられて、189.34まで下値を拡大も維持する形。下値は、190.47を前に下げ止まりでは売り利食いで、買っても割れるなら止めて、189.34、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、192.41を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止め193円、194.78、196.02、197.55、198.26、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
 豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.07まで拡大もこれを維持する形。下値は96.77が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて96.07、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。上値は97.77-96が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて、98.51、99.17-23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。
 NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれて下落が86.69まで拡大も維持される形。下値は87.60が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.69、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、88.39-74が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.72-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。