今日の裏読み、表読み(2024/11/27)
本日の金融政策としては、NZ準備銀行が政策金利を公表する。0.25%の利下げが想定されているが、これは織り込みの範囲。注目は、オアNZ中銀総裁の記者会見と合わせて、更なるハト派ムードが続くか焦点となる。
経済指標としては、豪10月消費者物価指数と建設工事完了額、独12月GFK消費者信頼感調査、仏11月消費者信頼感指数とカテゴリーA失業者数、メキシコ10月貿易収支、米国では、第3四半期GDP・個人消費の改定値、10月卸売・小売在庫、10月耐久財受注、週間新規失業保険申請件数、11月ダラス連銀・PCE価格指数、11月シカゴ購買部協会景気指数、10月個人所得・消費支出、10月住宅販売保留指数などが発表される。
注目は、豪10月消費者物価指数は強弱次第、一方では米国では指標の発表が多いが、特に10月個人所得・消費支出の高止まりが想定されており、こういった面が米長期金利の押し上げに繋がるかだが、これも大分織り込まれている面もあり、また、第3四半期GDP・個人消費や週間新規失業保険申請件数と合わせて、弱い結果がリスクとなる。
その他木曜日の米休場を控えており、総じてポジション調整の動きが出易いことは留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、直近高値を超える156.75まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、154.73や155.04が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、155.89、156.75、157.62-86、158.86、159.45をストップに順次売り場探し。下値は、152.99が維持されると売りは利食いも、割れるなら152.14を前に下げ渋りでは売りは利食いながら買い下がり。ただ、割れるな止めて151.30-34、150.50-60、149.09や148.85割れをストップに順次買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0335まで一時急落も現状はこれを維持する形。下値は、1.0414-25のギャップが維持されると売りは利食いで、買い下がっても、ストップは1.0385-92割れ。割れても1.0335をストップに買い直し。更に割れても1.0290、1.0223などをストップに順次買い場探し。上値は、1.0555が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0610、1.0653-63、1.0728、1.0825-57、1.0937、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルも1.2487まで下値を拡大も維持する形。下値は、1.2507-25が維持されると売りは利食いで、買いは1.2487割れをストップに買い下がり。更に割れても1.2446、1.2300割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2616が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.2658-63、1.2715-21、1.2768、1.2832、1.2874、1.2926、1.3010、1.3048-71、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、一時159.93まで急落もこれを維持する形。下値は、159.93を前に下げ渋りでは売りは利食い、買いは割れるなら止めて、158.71割れをストップに買い直し。更には157.78-10、157.05、156.05割れをストップに順次買い場探し。上値は、162.01-12を前に上げ渋りでは、買いは利食い、売りは越えるなら止めるか162.50-80越えをストップ、更に超えても163.78-49、164.76-165.10、166.10-12、166.69、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円は、上値を199.56で押さえられて、下落が192.05まで拡大。下値は、191.74が維持されると売りは利食い、買いは割れるなら止めて、190.42、189.57-86割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、194.64が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、194.80-00や195.55越えをストップに利食いや売り狙い。更に超えても197.79、198.47、199.56-81をストップに順次売り直しとなる。
豪ドル円は、102.41まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、100.03が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに売り直しとなる。下値は98.69-75が維持すると売りは利食い、買いは割れるなら止めて、97.95-35、97.63、96.72、95.33割れをストップに順次買い場探しとなる。
NZD円は、92.47まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、90.08や90.56が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、90.83-65、91.35-39、91.81-95、92.47、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、88.58を前に下げ渋りでは売りは利食い、買いは割れるなら止めて、88.07、87.50、86.85割れをストップに順次買い直しとなる。