今日の裏読み、表読み(2024/11/18)

今週は、米物価指数や小売売上高の発表を終えて、比較的材料の薄い週となるが、金融イベントが多く要人発言などが大きな焦点となりそうだ。
 本日の経済指標としては、NZ第3四半期卸売物価指数、日9月機械受注、英10月ライトブーム住宅価格、スイス第3四半期鉱工業生産、ユーロ圏9月貿易収支、加10月住宅着工件数や9月対内外証券投資額、米11月NAHB住宅市場指数などが発表される。
 大きな影響のある指標は少なく、フロー中心の展開となりそう。
 一方要人発言の機会も多いが、特に植田日銀総裁が、金融経済懇談会で国内企業幹部と質疑応答に答え、午後には記者会見も予定されている。12月の利上げに関して一定の発言があるのか?また、直近再拡大している円安に関しても何か示唆があるのか注意しておき

 戦略としては、ドル円は、直近高値を超える156.65まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、155円前後抑えると買いは利食いで、売りは156.78越えをストップに売り上がり、越えても超えても156.75、157.62-86、158.86、159.45をストップに順次売り場探し。下値は、153.86が維持されると売りは利食い、買いは割れるなら止めて、153.32-41、152.14、151.30-34、150.50-60、149.09や148.85割れをストップに順次買い直しとなる。 
 ユーロドルは、1.0497まで下値を拡大も更なる展開とならず、下値は1.0496-97が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、1.0448割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.0593を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0653-63、1.0728、1.0825-57、1.0937、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2596まで拡大も突っ込み売りは避けたい。下値は1.2596が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、1.2446、1.2300割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2721や1.2768が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.2832、1.2874、1.2926、1.3010、1.3048-71、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、166.69まで上値を拡大も、更なる展開とならず、下値は162.32が維持されると売りは利食いで、買いはは割れるなら止めて、161.85、161.00、160円、158.71割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、165.10が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、166.10-12をストップに売り上直し。超えても166.69、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円は、199.56まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は196.47-66が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、198.47、199.56-81越えをストップに売り直し。更には201.15や202.15をストップに売り直しとなる。下値は、194.30が維持されると売り利食い、買っても割れるなら止めて、193.58-84ゾーン、192.71-80割れをストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、102.41まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、101.21-36が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、102.41をストップに売り直し。越えるなら止めても103.12越えをストップに売り直しとなる。下値は99.43が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、99.09、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、92.47まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は91.72-95を前に上げ渋りでは買いは利食い、売りはストップが92.47越え、更に超えても92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.25が維持されると売りは利食いで、買いのストップは90.08や89.80-87割れ。割れても89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。