今日の裏読み、表読み(2024/11/13)

 昨晩も米長期金利の上昇を受けてドル買いを強めているが、ただ、米CPIの発表を控えて、最後のポジション調整の動きの可能性が残ることは、留意しておきたい。
 経済指標としては、豪10月消費者信頼感指数、日10月国内企業物価指数、豪第3四半期賃金指数、仏9月ILO基準失業率、米国では、10月消費者物価指数、10月週平均実質所得やクリーブランド連銀・消費者物価指数、10月月次財政収支、NZ10月食品価格指数などが発表される。
 注目は、米国の10月消費者物価指数となるが、まだストやハリケーンの影響が見えそうだが、強い結果がリスク。ただ、米長期金利は既に大分上昇しており、弱い結果なら当然だが、強い結果でもショート・カバーのタイミングを与える可能性には注目したい。
 また要人発言の機会も多く、12月のFOMCの利下げ姿勢を睨んで、FRB関係者からネガティヴな発言には注意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、直近高値を超える154.92まで上値を拡大。ただ、上げ渋っており、上値は、サイコロジカルは155円が押さえると買いは利食いで、売っても155.22を超えるなら止めて、156円越えをストップに売り直しとなる。下値は、153.41を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買いは153.31を割れるなら止めて、152.14割れをストップに買い直し。更には151.30-34、150.50-60、149.09や148.85、148.30-41、148円をストップに順次買い直しとなる。 
 ユーロドルは、1.0595まで下値を拡大。ただ、突っ込み売りは避けたい。下値は1.0595が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0507-17や1.0496、1.0448割れをストップに買い直し。上値は、1.0663を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて1.0728、1.0825-57、1.0937、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2729まで拡大も突っ込み売りは避けたい。下値は1.2729が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2665、1.2612、1.2446、1.2300割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2832が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.2874や1.2926、1.3010、1.3048-71、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、166.69まで上値を拡大も、更なる展開とならず、下値は163.21が維持されると売りは利食いで、買いはは割れるなら止めるか、162.78割れをストップの買い場探し。割れても161.85、161.00、160円、158.71割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、164.66が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、166.10-12をストップに売り上がり。超えても166.69、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円は、199.56まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は198円ミドルが押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて199.56-81越えをストップに売り直し。更には201.15や202.15をストップに売り直しとなる。下値は、196.50-75を前に下げ渋りでは売り利食い、買っても割れるなら止めて、195.11-37、194.58、193.58-84ゾーン、192.71-80割れをストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、102.41まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、101.36が押さえると買いは利食い;で、売りは越えるなら止めて、102.41をストップに売り直し。越えるなら止めても103.12越えをストップに売り直しとなる。下値は100.02-15が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、99.09-54、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、92.47まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は92.47を前に上げ渋りでは買いは利食い、売り上がって、ストップは92.47越え、更に超えても92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.75が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、90.08-43や89.80-87割れをストップに買い直し。更には89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。