今日の裏読み、表読み(2024/09/19)
本日の金融政策としては、ノルゲバンク、英中銀、トルコ中銀や南ア準備銀行が政策金利を公表する。
ノルゲバンク、英中銀やトルコ中銀は、据え置きが想定されており、予想通りなら影響は限られそう。南ア準備銀行は、0.25%の利下げが想定されており、一定の織り込みがあるも、声明などで今後の利下げ継続姿勢が示されると、相場の圧迫要因となりそうだ。
経済指標としては、NZ第2四半期GDP、豪8月雇用統計、ユーロ圏7月経常収支、米国では、第2四半期経常収支、9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、週間新規失業保険申請件数、8月景気先行指標総合指数と中古住宅販売件数などが発表される。
注目としては、NZ第2四半期GDPや豪8月雇用統計は結果の強弱次第。米国では、パウエルFRB議長が今後の利下げに関して、「適切であれば、利下げを早めたり遅らせたり、一時停止したりする」と発言しており不透明感が残っている。直近の米経済指標は確かに強く、今夜の経済指標にも強い結果が見えた場合、ドットチャート通りのスケジュールで利下げとならない可能性を織り込みに行く動きにも注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、下値を139.58まで拡大もこれを維持する形。下値は141.13が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、140.43-45をストップに買い直し。割れても140円前後から買い下がって、139.58や139.50割れをストップ、割れるケースでは倍返しも検討されるが、139円、138.50のサイコロジカルが維持されると売りは利食い優先で、買いもタイト・ストップで検討したい。上値は、142.71が押さえると買いは利食いで、売りは143.05をストップに売り上がり。更には143.71-144.23ゾーン、145円、146.29、147.21-35、148.27、149.39越えをストップに、順次売り場探しとなる。
ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1202まで反発も、現状はこれが上値を抑える形。下値は、1.1072-97が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.1002-05をストップに買い直し。更に割れても、1.0950、1.0882、1.0778、1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.1189-91を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて1.1276をストップに売り直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3266まで上値拡大も更なる展開とならず、下値は、1.3146-75が維持されると売りは利食いで、買いは1.3115をストップに買い下がり。割れても1.3002-33、1.2940-75、1.2882、1.2799、1.2726、1.2665、1.2613-16割れをストップに、順次買い直しとなる。上値は、1.3298が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3350、1.3431.3644、1.3690、1.3749などをストップに順次売り場探し。
一方クロス円では、ユーロ円は、162.89で反発が抑えられて、155.15まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、158.37-73を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売りは越えるなら止めて、159.64-80ゾーン、161円ミドル、162.89-19、163.88、164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、157.05-11ゾーンが維持すると売りは利食いで、買いは156.73割れ。割れても156.05、155.15、154.42、153.15、150円割れをストップに買い直しとなる。
ポンド円も193.49まで反発後、183.72まで再下落もこれを維持する形。上値は、188.06-14を前に上げ渋りでは買いは利食い優先。売っても超えるなら止めて、189.01、189.54-70、191.20、192.08、193.49、193.99、195.62、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、186.68を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは185.84割れをストップ、割れても185.29をストップに買い直し。更には183.72-77、182.81-06、181.61、180.69、180.11割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を99.87で押さえられて93.60まで下落もこれを維持する形。上値は、96.34を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、96.97-05、97.66、98.53-87、99.87-02、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、95.33-56を前に下げ渋りでは、売りは利食い優先で買いは割れるなら止めて、95円まで買い下がって、ストップは94.70割れ、割れても93.43-87、93円や92円、91.36、90.14割れをストップに順次買い場探しとなる。
NZD円は、83.08の安値からの反発が96.11で抑えられて86.28まで下値を一時拡大も維持する形。上値は88.39-42が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて89.50-52、90.05、90.54-78、91.66、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、87.50-88を前に下げ渋りでは売りは利食い優先。買いは割れるなら止めて、87.11、86.85、86.28、85.86、85.00-36割れをストップに順次買い直しとなる。